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なかいち通信

ハリとお灸の話

③ ハリと免疫力

「ハリをしてから風邪をひかなくなった」という声をよく聞きます。

 

何故でしょうか?

 

新潟大学大学院医学部の安保徹教授らによれば、手足の指先に注射針でハリをすると、
副交感神経を刺激し、リンパ球が増えるといいます。

リンパ球とは白血球の一種で、体内に抗体を作り、ウイルスをやっつけたり、
悪い細胞や老廃物を体の外に排出する働きをしています。


これを免疫といいます。

 

従って風邪をひかなくなったのは、ハリ治療でリンパ球が増え、
免疫力が強化され、風邪のウイルスを体外に運び出す力が高まったためと考えられます 。

 

「爪もみ療法」といってハリの代わりに、
手の指で刺激を加えても同様の効果が期待できます。