ハリとお灸の話
㉚ スクワットのすすめ
日々の治療では、施術の一環として運動療法をお勧めすることがあります。
その中のひとつにスクワットがあります。
下半身の筋肉を鍛え、体幹の強化や良い姿勢づくりを目指します。
スクワットのやり方は、NHKの『きょうの健康』を参考にお伝えしています。
そのポイントは、以下の5点です。
1、胸の前で腕をクロスさせ、手を肩におく。
肩幅よりもやや足を広げて立ち、つま先は少し外側に向ける。
2、息を吸いながら、いすに腰掛けるように、4秒かけてお尻を後ろに突き出してしゃがむ。
3、この時、背筋(せすじ)を伸ばし、膝を90度近くまで曲げる。
また、膝頭は、足の人さし指の方に向け、つま先より前に出ないように注意する。
4、息を吐きながら、4秒かけて立ち上がり、元に戻る。
5、回数は1日、10~20回とし、痛みがあるときは無理をしない。