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お知らせ

㉔2種類のハリ 

公開日:2020年01月02日(木)

現在、当院では2種類のハリを使って治療をしています。   
 毫鍼
(ごうしん)と鍉鍼(ていしん)です。

 

豪鍼は、従来から使っている使い捨てのハリで、体内に1~2ミリ刺入します。  
 これで脈を整え、気の巡りを良くし、症状の改善の図っていきます。   
 主に東洋医学的処置に用います。

一方の鍉鍼は、体内には刺さず、体表面に軽く接触し、  
 チクチクとした痛圧刺激を加えていきます。

この痛みの刺激が、生体内に「痛いもの反射」を引き起こし、  
 副交感神経反応を促し、交感神経の興奮を鎮め、  
 自律神経のバランスを整えてくれます。

実は、痛みや腫れ、凝りやしびれのある所は、「交感神経の害」といって、
炎症があったり、神経の痛みや血行障害が起こっていたりします。   
副交感神経反応はそれらを緩和してくれるのです。

治療ではこのように2種類のハリを用いて、気になる症状を改善し、    
 自然治癒力が高まるように導いています。